旅日記PART2 聖なる岩にいざなわれ
「ボウルダー」
ハワイについては きっとまたいつかまとめて
何か書いてみたいな と思っているので ハワイでのことは 細かくここに書くのはやめておこう。
ハワイのことを書き始めると、とまらなくなっちゃって
タイトルの「聖なる岩」にいつまでたっても辿り着けなさそうだからね。
ハワイツアーの最終日の夜、わたしはハワイ島のコナの空港からアメリカ本土へ旅立った。
毎日、たくさんの人たちとにぎやかに過ごしていたのが突然にひとりきりになる。
日向とママも、みんなと一緒に日本に先に帰った。
夜間飛行。
明け方ロスアンジェルス上空を飛ぶ。
靄のかかった LAの街の夜景はとても幻想的。
そして そのまま 飛行機を乗り換えてコロラド州のデンバーへ。
その日の朝から 早速 クリスタルの買い付けなのだ。
ドライバー&荷物持ちを手伝ってくれる人と デンバーの空港で 合流。
宿を決め(行きつけの安モーテル。タオルは穴あき・治安悪し。)
ハードな 買い付けの日々のスタートだ。
毎日、足を棒にして、石を探して歩く。
暑かったり寒かったり、重かったり、お腹がすいてもごはんが食べられなかったりする。
9月下旬とはいえ、とても乾燥していて のどが乾く。
太陽が出ると、まさに「炎天下」。朝の9時でもものすごい暑さになる。
でもこれ(買い付け)をするたびに、私って石が好きなんだな・・・と実感する。
素敵な石と遭遇してそれを連れて帰れる。その出会い。それだけがエネルギー源。
4日間、ともかく毎日朝から晩まで石とほこりと汗にまみれて過ごした。
最後の日、早めにきりあげて デンバーから80キロくらいのボウルダーという街を訪ねた。
わたしがとても気に入っている街だ。
ロッキー山脈のはしっこ、山間の街。
すこし標高が高く、樹はすこしだけ 紅葉を始めていた。
ダウンタウンでは、夜遅くまで街頭ミュージシャンや 大道芸人がいて盛り上がっている。
前回もここに来たときに感心したのだけれど
ここは、なぜだか、大人も子供もいっしょになって元気がいい。
平日の夜11時くらいまで 日向みたいな小さい子供を連れた家族連れや、カップルや
老夫婦や 学生たちが みんなしてハッピーそうに過ごしている。
太鼓をたたいている人の横で踊る人あり、
眺める人あり、歌うひとあり。
美味しい寿司バーもあって、そこのスタッフもみんな
やたらと楽しそうに生き生きと働いている。
この街を散歩していると こっちまでなんだか微笑んでしまう。
この街のどこに このハッピームードの秘密があるのだろう?
・・と思ってしまうほど。
街も美しい。
街をすこし離れるときれいな小川があったりして
その近くに山小屋風のロッジなんかもある。
来年は 日向やママももここに連れてこよう と思う。
ボウルダーはいいところだ!
ちなみに 気に入っている寿司バーの名は「HAPA」
これがまた 偶然見つけたところなんだけどとても美味しい。
「HAPA」はハワイ語。
ちょっとハワイアンテイストのあるBAR。
メニューはレインボウロールなどの巻物などで、
アボカドやえびが入ったのり巻きのまわりにサーモンが巻いてあって
それがオーブンで焼かれて、ぴりっとした特製ソースがかかっているもの等。
これはもはや 寿司ではないかもしれないけど
でもすごーく美味しい。
いい具合の「HAPA」(混血などの意味)。
ハワイアン&ジャパニーズ&アメリカンの
よき混ざり具合。
つづく
(つづきは日々更新する予定!)
PART1 アリゾナ&ニューメキシコ旅日記もどうぞ