ゆみこのMAUI通信
アロハ 裕見子です。
このところのベッドに入る頃の時刻には
空の真ん中に大きな月が出ていて、
森や緑が月光に照らされきらきらと光っています。
いつもは闇に沈んでいる風景が、神々しく輝いているのを、なにかとても神秘的な
思いで眺めています。
新月には真っ暗な空に星が降るように輝き、満月の日には当たり一面が銀色の
月明かりに照らされる・・・。
こうして自然のなかに住んでいると、カーテンの隙間からでも、時の流れ、
自然のサイクルを肌で感じることができます。
子どもたちが寝静まったあと、彼らの寝息を聞きながら、カーテンを開け放し、
ベッドに寝転んで、新月の日には満天の星を眺め、満月の日には月光浴・・。
なかなか幸せな夜の楽しみです。
2008年最後のメルマガ配信。ということは今年最後の満月。 なにかと
あわただしい季節ではありますが、自分の内側と静かに向き合う時間は、
こんな季節だからこそ、大切にしたいですね。(マウイではちょうど今、
オーラソーマのレベル3コース真っ最中。古代の叡智カバラの「生命の
木」と色の世界をを学んでいるところです。)
マウイはあたたかいので、やや不思議な気もしますが、クリスマス・シーズンです。
この家に引っ越したときのたくさんのシンクロニシティの話
は、以前のメルマガに書いたかな?(家具なしの家を 一目ぼれで借りてしまった
のですが、その家にぴったりな家具、電化製品、調理器具や食器にいたるまで
一家の家具一式が、魔法のように手に入ってしまった!という話です)
約1年前のことですけれど・・・。そのときに譲り受けた家具たちにまぎれて、
大きなクリスマスツリーもあったのです。今年は初めてそれを物置から出して
飾ってみました。もらってきたときは、どれくらいの大きさかわからなかったけど
組み立ててみると、なんと3メートル近い巨大なツリー。
子どもの頃 映画やテレビのなかで見たような、天井まで届くようなツリー。
ちょうどこの家のリビングの天井が高くなっているので、ちょうどよいサイズ。
シンプルなオーナメントも美しく、この家のサイズやインテリアにぴったり・・。
あらためて、1年前に起きた偶然のような出来事は、天から降ってきたような
ギフトだったんだな と 感謝する日々です。
近所の家々も、個性的に家をイルミネーションで飾ったり、クリスマス用のインテリア
に変えていたり、お散歩やドライブをしながら、それを眺めるのも楽しい今日この頃。
すぐ近所のある家では、何週間も大人たちが集まって、広い庭をまるでディズニーランド
みたいに、デコレーションしています。エレクトリカルパレードって
あったでしょ?(まだあるのかなー) ここは光の遊園地?って思ってしまうほど楽しい
世界が拡がっています。(サンタさんがヘリコプターで屋根に停まってたり、トナカイが
列を空に列をつくっていたり、ジンジャーブレッドマンたちが 光の縄跳びをしていたり・・)
近所の子どもたちが毎夜、遊びに 集まってきて楽しんでいます。
冬至近くの夜の長い日の夜中に生まれた幼子キリスト。もっとも闇の深い時期にこそ、
光が見出される。
星に祝福されて生まれてきた小さな命。それは、聖人の誕生の物語というだけではなく、
わたしたちが宇宙の静けさのなかで祝福され、待ちわびられて生まれてきた、輝かしい
かけがえのない存在だということを思い出すためのストーリーなのではないかと思います。
美しいツリー(生命の木)と家族たちとの時間、贈られるプレゼントを楽しむひとときは、
生まれてきたことへの感謝を、生まれてきてくれたことへの感謝を味わう、静かな闇に
護られた、あたたかな愛の時間なのかもしれませんね・・・。
ゆみこ&ファミリーはマウイより12月22日に帰国します。
(ナディアは12月28日まで営業。そして1月3日から営業します。
その後1月25日頃まで日本に滞在の予定です。
あたたかで、ほっとする空間ナディアでお逢いしましょう★)
12月13日 マウイより 裕見子
裕見子 IN MAUI
2008/12/13 Vol.055 虹の架け橋通信に掲載
続く 戻る
|
|