9月11日に寄せて PART2「OHANA(FAMILY)とウラレナ」

そして・・・
OHANA ハワイ語でファミリー。
わたしのマウイのOHANA バージョンがこの旅の締めくくり。

続々と日本から家族たちがやってくる。
そうそう・・・なるべく触れたくない話題でもあるのですが(恥ずかしくて) ビッグイベントです。

舞台は南マウイ地区に移り、豪華なビーチ沿いのホテルでの日々。
そして、波辺でのウエディングセレモニー。
やりましたよ!

やってみるまでわからない・・相変わらずの土壇場サバイバルセレモニーでしたが!
でも・・最高でした!
涼しい風と海に沈んでゆくゴールドの夕日のなかで、たくさんの家族たちと友人に囲まれて 音楽とシャンパンときれいなドレスと古代ハワイ式のチャンティング。
祈りの儀式。

(集まってくれた皆さんの笑顔が何よりの贈り物!)

心から嬉しい涙。



夜はくたくただったけれど、おめかしを解いたひなとわたしと岡部さんとで、 ベッドに川の字になりながら、 日向の「きょうはけっこんしき たのしかったね〜 ほんと〜たのしかったよ〜でもつかれたね〜は〜でもあ〜たのしかった!」を繰り返す言葉に 笑いこけてしまいました。

ハワイの風と太陽と海で、リラックスした家族たちの別の顔を見ることができたことも、おまけのギフト。
家族たちと一緒にハナに行ったり、ウエストマウイの賑やかな地区に行ったり、オーガニック農園を訪ねたりと忙しい日々でしたが
めったに集合することがないだろうメンバーで、2台のバンに分乗して、マウイを駆け巡るというのも一生に一度だろうし、これはこれで珠玉の日々でした。

家族たちと一緒に最後の夜、ミュージカルを見た。
民族楽器と歌、フラやチャントなどハワイ独特の素朴な身体表現で演出した、ハワイ神話と歴史の基いた物語。

ULALENA(ウラレナ)・・(下記一部はパンフレットから引用)・・・

「マウイでは夜明けに不思議な風が立ちます。幻想と現実の両世界の話をささやきながら、昼と夜、時間と次元の間を吹き抜ける風。
それは希望に満ちた洗われるように清らかな風です。
その昔、ハワイの人々はそれをウラレナと名づけました・・。」

ハワイの創世記〜半神半人の「マウイ」が深い海の底から道を作り次々と島を引き上げていく・・ハワイ諸島誕生〜
MOO(モオ)トカゲの姿の守護霊 が登場し 植物の精霊たちが島に宿り人々が生まれる
村が出来、女はカパ(布)を創り男はポイ(タロイモの擂ったもの)を創る
収穫祭マカヒキで人々が神々とともに祝祭をする
ヨーロッパからの探検家がやってくる
古いものと新しい武器や文化の対立が起きる
ハワイ王朝終焉
サトウキビ農園にやってくる移民たちとその苦しみ

そして、このような出来事を嘆いたハワイの火の女神ペレが火山を大噴火させすべてを破壊する。世界が赤に染まる。

何もかもがなくなってしまった島にやがて静寂のときが訪れる。
月の女神 ヒナ の穏やかな 月明かり の下で 新しい生命たちが息づく

「そして 新しい時代の始まりを告げるかのように ウラレナ が優しく降り注ぎ人々の心を癒します。 人々は心と身体をひとつに生きることを誓います。 かつて昔がそうだったように 自然とともに生きる喜びをかみしめながら・・・」

こんなストーリーだった。 月の光のなかで寛ぐ 月の女神 HINA(ヒナ) の表現がとても美しかった。 そしてウラレナ・・風が吹く。雨が降る。

月の女神であり優しい再生を促す HINA (ヒナ)の足跡が虹になる。 虹色のパレオを巻いたハワイアンの人々が虹のようになり一緒にフラを踊るラストシーン。 生きている人々が虹になる。

なんだか・・・今回の旅を本当に締めくくってくれるようなメッセージだった。

すごく美しい芸術だった。そして、旅の最後のギフトにもなっていたみたい。 再生・・HINA。そして風。 虹。



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