旅日記 9 セドナ メサからの朝日
泣きまくりの夜が明けた。
白んできた空を感じてポウチに出てみると
ロイヤルブルーの空のあまりの美しさ。
急に、日の出を見に行こうと思い立って
みんなを呼んで、急いで熱いコーヒーを入れて
車に乗り込んだ。
近くのエアポートメサ。セドナの町を見下ろす高い岩山。ヴォルテックスでもある。
ちょっと険しい岩場を登り、山頂で 日の出を待つ。
しっかり着込んできたはずだったけれどそれでも山のてっぺんは寒い。
この季節は雪が降ることも珍しくはないそう。
赤い岩山が雪をかぶる風景。
きっとそれも素敵なんだろうな・・・。
持ってきた熱いコーヒーを飲み、ベーグルの朝食をかじりながら
変ってゆく空の色を眺めた。
写真:てっぺんで朝日を待ちながら食べた朝食
うすいピンク色。紫色。空色。雲。
日の出とともに気球もいくつか町のうえに舞い上がっていた。
写真:ヴォルテックスや「すごいもの」を撮ろうとするとこわれる
わたしのカメラ。左はすっかり焦点が合わなくなったのを
無理にとった。数々のメサの上に舞い上がる気球。
(こわれたのはあまりの気温差のせいかもしれないけれど)
7色の光を見せてくれた朝日。
太陽の光とともに「あたたかみ」が私たちの身体に届けられる。
さて、きょうからいよいよロングドライブ。
ナバホの居留地モニュメントバレーを目指します。
旅日記10へつづく
よりみち:光の写真特集: セドナの朝日