アンダーグラウンド
ここ数週間、マスコミはさまざまなニュースで大賑わいだった。
立て続けの台風の被害があり、地震があり、イラクでの邦人人質事件、連日のテロ、戦争のニュース。
唖然とするような光景の連写・・・。
そんななか、わたしは「冥界」をさまよっていた・・・！
というと大げさでしょうか。色でいえば ディープマジェンタ＆マジェンタの世界を旅していたというか。
・・というか いまでもそのなかにいる感じです・・。
そうなの・・だからこうして日記も止まってしまって・・。
ディープマジェンタの世界って 意識化したり 明晰な言葉で表現することができない世界なの。そこを探るというか深海にダイブしている感じ。
無意識の世界、地下活動に関係のあるさそり座のエネルギーもあるのでしょうか。（いまさそり座期だしね）
冥王星のテーマに同調しているのかな？
冥王星のボトルは 「B０（ゼロ）」
まだ何も始まっていない。
ただ 始まりの予感だけがある。 すべてが生まれてくる前の闇。
そのなかにどっぷり〜と入っているような感じなのです。
ふと手にしている本が「アンダーグラウンド：BY村上春樹」だったのに笑ってしまった。
実はこれは9年前の地下鉄サリン事件の被害者や関係者のインタビュー集。
日常的な生活の連続のなかでたまたま遭遇してしまった非日常の事件が
彼らに与えた影響や、それぞれの体験やらを、脚色や編集をなるべく排除して記録した「個人」の声が これでもかこれでもかと60数人分載っている。
う〜ん。 重い (笑）。 聞いただけで 重そうでしょ。
まだいま読んでいる最中なので、なんとも言えないのですが、やはりいまわたしは
地下活動中なんだな・・と思いつつ 深い心の闇 人の無意識というもの マスコミや表層の話題の影にあるもの 自分のシャドーの部分 気づかれていない可能性
みたいなものに 意識を向けていようかな と 思っています。
ちょうど 大統領選を見ている最中に TVが しゅ〜ん と いう音とともに消えて
そのまま壊れて電源も入らなくなってしまった。
TVもラジオもない静かな生活。
２００１年の９月11日にカウアイ島にいるときにあの事件に遭遇して、
唯一の情報源だった部屋のTV（崩れるタワーの光景と 嘆き叫ぶ人々が繰り返し流れていた AMERICA ATACCKED！というテロップとともに）を
唖然として 見入ってしまったあとで、はっと我に返り、
ふと、 TVを消して
窓の外を見たら とっても綺麗なターコイズの海と椰子の葉の緑が揺れていた・・・
ホテルのスタッフの人たちが 輪になって 浜辺で 祈っていた。
すごく静かで美しい風景だった。
そのとき「わたしはこれを信じよう」。
と 思った。
そんな感覚に似ているかもしれない。
2004年11月4日
KIN１００黄色い太陽の太陽
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