9月11日に寄せて
PART1: 「導かれた朝〜ラアケアプレイス」

明日でマウイを発つ。

あれから・・あわただしく賑やかな日々が過ぎて、パソコンを開くこともままならなかった。

振り返ってみると、最初のホノルルでのダブル親子での滞在1週間があり。。。
そして、次にマウイの山奥の(笑)草原の一軒家での日向とラッキーとのほぼ3人暮らしの日々があり。
そして日本からの愛すべきオーラソーマファミリーたちとの賑やかな日々。
ファンデーションコース、そしてアドバンスコース・・
毎日の深いシェアと心の旅そして身体をともなって、みんなとの旅をともにして。

一言でくくることはもちろんできない。
特にコースで出合った一人ひとりの心の旅がまだ続いていることもひしひしと感じる。
波紋のようにあの場所から発信されたことはあらゆるところに響いていると思う。
ここマウイにも。
わたしの心や身体にも・・・。

そして、それが終わった日にとても不思議なことがあった。
帰国する2人を朝、空港まで見送った日のこと。

早朝に出るひとりを空港へ送ったあと・・まだ朝日が昇ったばかりのマウイの草原の一本道を 走っていた。
朝陽に照らされて草や木や空がとても綺麗で、幻想的なドライブ。
まだコースの余韻も残っていて、久しぶりにひとりになって、静かな瞑想的な気持ちで・・・。
その途中で・・・
突然、いつもは通り過ぎている道を曲がってみたくなった。
そう・・このへんに、素敵な家、もしくは土地がないだろうか?ってそういう気持ちもあった。
でも探すという気も無く、あてもなく、 ただ、朝のドライブがとても綺麗だから寄り道・・そんな軽い気持ちで通りかかった道の角を曲がる。
すると曲がったとたんにかすかに不思議な感じがある。

始めての道なのに、知っているという感じ。
次の角を曲がりなさいと導かれている感じがする。

「こっちのほうの場所がわたしを呼んでいる」という直感が沸く。そのとおりに進む。
そのまま走っていくと目の前に「DEAD END」行き止まりの看板。・・行き止まり。

あれ。。。? こっちのほうに「何か」があるはずなのに・・・?
と車を停めてみる。

・・・ふと、目の前に通りの名が書かれた看板があるのに気づく。
あらゆる道角に書かれている地名のよくある緑の地名表示のボード。
そこに書かれている文字を見て、驚く。

LAA KEA PLACE

ラアケア プレイス

!!

ラアケア・・・

LAA KEA PL
0→

と書かれている。

ラアケア。ナディアが出来て1年後、直感的に始まった6ヶ月間のワークショップ。
あのときだけ、そのときだけ生まれて、そして大切に心の奥底にしまっておいた数々の体験。
ファンデーションコースに参加してくれた唯一の男性、青戸さんはそのラアケア卒業生だった。
そして、ずいぶん前に忘れていたたくさんのラアケアの記憶を思い出させてくれた。

そして、自分のなかでは心深くにしまっていたもうひとつのラアケアでの出来事。
NちゃんとHちゃんのこと(この日記にも書いた)。
わたしの日記に「ラアケア」が登場した日、ママのところにも「ラアケア」の卒業生からのメールが来て そのときのことが書かれていたというシンクロがあった。

何かを感じたらしいママからその日「何故、また ここで ラアケア? この意味は?」 というメールが届いた。

青戸さんとのシェアもあり、そういうシンクロもあり、 なぜここでラアケアなのかもう一度フォーカスしてみよう・・としているところだった。

それで思い出したことがある。
ほぼ9年まえ・・・マウイに住むアーティストのサラさんとママ、わたしで話しているときだったか、 ナディアで人が集まって何かをする必要があるというアイディアが出てきた。アイディアというよりガイダンス的な感じで。
なにをやるのか何のためにやるのかわからないけど何かが始まるらしい・・・。

何が始まるのか何をしようとしているのか分からないままに、まず呼びかけてみた。
そのときにとっさに出ていた呼びかけの冒頭の言葉が、
「ナディア村構想のための 自主運営ワークショップ ラアケア スタートします」 だったと思う。

ナディア村 構想?? 
わけがわからない、突然チラシを書いていたら飛び出してきた言葉。
わたしにも説明できないし、その意味はわたしも含めて、誰にもわからなかったはず・・でもなんとそのチラシを見て50人もの人が集まってきたんだ。
ラアケアは50人でスタートした。
50人もの人が入れるスペースはナディアにはなかったから、5つのグループに分かれて各グループが2週間に一度集まって、
そのたびごとにいろいろなワークやシェアをした。
マウイの旅が後半にきて起きたいろいろなシンクロから、そのころの記憶が刺激され蘇りつつあった。

そして・・導かれるように、車を走らせて、はじめて車を停めた場所の名前が・・・

ラアケア・プレイス。
目の前で朝陽に輝いているボードを眺め・・・唖然。

そして・・「あ、ここにあるはずだ・・」とひとりでつぶやく。

やはりあった。
まだ家が建てられていない空き地が・・・・。そして「FOR SALE」売り地 の看板。ふう・・・凄い。

夢のなかで見たようなきれいな傾斜地。そして目の前に青い海が拡がっている。
草むらから小鳥の群れが飛び立つ。とてもピースフルな場所。本当にラアケアだ。

なんて綺麗な場所なんだろう。
LAA KEA プレイス。

戻ってきた。

心に何かがすう〜っと拡がっていく感じがあった。
繊細で、ゆるやかで平和で、微笑みのようなエネルギー。
ありがとう。

不思議な気持ちでそのまま朝の光のなかを自分自身と対話しながら過ごした。


ありがとう。


※LAA KEA はハワイ語で 太陽の光=愛の光 という意味のことばです。



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